木もれ陽散歩道 再生医療
                  
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2011.05.10 神経再生

ハイブリッド人工神経が傷治す…マウス実験成功
読売新聞 5月10日(火)7時8分配信

 様々な組織の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)と、高分子化合物製のチューブとを組み合わせた「ハイブリッド(複合)型人工神経」で、マウスの脚の神経線維を再生させることに、大阪市立大の中村博亮教授と奈良県立医科大の筏(いかだ)義人教授らが成功した。

 けがや病気で傷ついた手足の神経の新たな治療法として期待される。

 手術用縫合糸の材料になる高分子化合物を加工、表面は頑丈で内側はスポンジ状の2層構造のチューブ(直径2ミリ)を作製。スポンジ層にマウスのiPS細胞から作った神経系細胞を染み込ませた。

 後ろ脚の神経が5ミリ欠損したマウスに、この人工神経を移植したところ、3か月後には生活にほとんど影響がないまでに歩行能力が改善した。スポンジ層に神経系細胞を染み込ませなかった場合は回復しにくく、何も移植しないと脚がまひしたままだった。 .最終更新:5月10日(火)7時8分

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2010.09.03 TiPS細胞
少し前のニュースですが・・・・・

〈iPS細胞〉慶大チーム、血中のリンパ球から作成に成功
2010年07月02日(金) (毎日新聞)
血液の中にあるリンパ球の一種、T細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り出すことに、福田恵一・慶応大教授(循環器内科)らが世界で初めて成功した。0.1ミリリットルの血液から従来の約3分の1の期間で作成できるほか、iPS細胞の遺伝子も傷つけないため、従来より簡単、安全な作成方法という。
2日、米科学誌「セル・ステムセル」で発表した。
iPS細胞は当初、皮膚細胞に4種の遺伝子を組み込み作られた。
4遺伝子の運び役にはレトロウイルスを使ったが、このウイルスは皮膚細胞の核の中に4遺伝子を組み込み発現させる。
このため、元の細胞の遺伝情報が傷つけられiPS細胞ががん化する危険が指摘されたほか、皮膚細胞を取る時に肌に小さな傷をつける問題もあった。
新手法は、採血した血液中のT細胞を特殊な方法で活性化させつつ培養。
活性化T細胞によく感染する「センダイウイルス」を4遺伝子の運び役に採用した。
センダイウイルスは核に入らず、細胞質で4遺伝子を発現させるため、T細胞の遺伝情報は無傷となる。活性化T細胞は増殖が速いため、従来は皮膚採取からiPS細胞の完成まで約70日かかったのに、新手法では約25日で済んだ。
研究チームは完成した細胞を「TiPS(ティップス)細胞」と命名。
TiPS細胞は他種類の細胞への分化など従来のiPS細胞と同じ能力を持つことが確認された。
福田教授は「採血だけでiPS細胞が迅速に作れ、がん化の危険も少ない」と話している。
 


 私は再生臓器がごく当たり前に移植に使われる日が一日も早く来ることを強く望みます。
それはやはり、脳死を人の死とした今の脳死移植の考えが間違っていると思うからです。
特に本人の意思が明確でない場合、家族の合意だけでも移植ができる改正法は、
脳死者からの移植を容易にするものでしかありません。

脳死者は生きています。

その体から麻酔なしで臓器を取り出すことは、人体実験をやったと言われる731部隊とどこが違うのでしょうか?
脳死者は体を動かすことができないだけで痛みを感じています。
そこから心臓や肝臓、腎臓と平気で取り出せる医者は狂気の沙汰としか言いようがありません。

脳死臓器移植の考え方には唯物的な思想が流れているのです。
しかし人はあくまでも肉体と魂によってできています。
人の死とは体と魂のつながりが切れた時に訪れます。
科学が発達して霊的な存在がすべて否定されたのなら、その科学は万能ではありません。
最先端の科学は霊的世界の存在を予告しています。

それを解き明かしてこそ科学はさらに高度なものになり得るのです。

再生医療もその仕組みの中には霊的世界の真相が隠されています。
それを見落とした時、脳死臓器移植と同様に唯物的なものになってしまう危険性を孕んでいます。
医療もまた唯物的な始祖に染まってしまるてはいけないのです。

それでも再生医療は、脳死臓器移植に比べてはるかにまともな医療です。
再生と循環は宇宙を統べる原理です。
そしてその原理は神仏から流れ来ることもまた事実なのです。
神仏の意志無くしてこの宇宙も生きとし生けるすべての存在もあり得ないのです

<iPS細胞>「腸」作成…「立体」は世界初…奈良県立医大 

さまざまな細胞に分化できる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から腸を作り出すことに、奈良県立医大(奈良県橿原市)の中島祥介(よしゆき)教授(消化器外科)らの研究グループがマウスを使った実験で成功した。これまでは平面的なシート状のものしかなかったが、管状の立体的な腸を作ったのは世界初という。患者本人の細胞から臓器を再生させ、拒絶反応なく体内に移植する再生医療や移植医療への応用が期待される。(毎日新聞)


最近は民主党の不穏な動きが続いていたので、なかなか他のジャンルの記事が書けない日が続いていました。
こちらの記事も数日前の記事なのですが、iPS細胞を使った臓器の再生技術にまた少し進展がみられたようです。
管状とありますのでかなり腸に近いものが出来たのではないかと思います。
まだマウスの段階ですので、明日にでもすぐに医療の現場で使える訳ではないですが、徐々に構造の複雑な内蔵の再生に向かって研究が進んでいく初めの一歩とも言えますので移植に頼らなければならない疾患を抱えた人達には希望が開けてきたのではないかと思います。
私としては昨年脳死臓器移植の法案が改悪されましたので、再生医療の技術的進歩があることはとても嬉しいことと感じています。

<iPS細胞>遺伝子やウイルス使わずに作成 米大が成功
2月24日2時31分配信 毎日新聞

 遺伝子やウイルスを使わずに医薬品を投与して、がん細胞のもとからヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ることに、米ハーバード大の森口尚史研究員らが成功した。医薬品の投与のみで作成したのは初めて。ウイルスが細胞内にある遺伝子を傷つけるなどの弊害を回避できる可能性がある。23日、東京都で開催中の国際会議で発表した。また、大学は特許出願の手続きを始めた。

 iPS細胞はさまざまな細胞になるが、がん化が課題になっている。チームはその仕組みを探る一環で、肝がん細胞の元である「肝がん幹細胞」に、2種類の抗がん剤の新薬候補物質を加えたところ、2日後にはほぼ正常な肝細胞に変化することに気付いた。

 また、この肝細胞に、山中伸弥・京都大教授が発見した遺伝子の働きを活性化させる別の抗がん剤4種類を4日間投与すると、2週間後にiPS細胞ができることを発見した。

 元の肝がん幹細胞は多くの染色体に異常があったが、iPS細胞になるとすべて正常化し、iPS細胞と同じように分化することも確かめた。肝がん幹細胞を肝細胞に戻した方法を応用すると、新しいがん治療薬の開発につながる可能性があるという。

 遺伝子などを使わないヒトiPS細胞作成法としては、米国の別チームが、山中教授が発見した遺伝子が作るたんぱく質を体外で作り、細胞内に入れる方法で報告している。【奥野敦史、須田桃子】


再生医療の現場にまた新しい希望の光が灯ったように感じます。
開発者の権利保護も必要だろうとは思うのですが、出来ることならばこうした技術は出来るだけオープンに使えるようにしてもらいたいと思います。

再生技術が進めばやがて脳死者に頼らなくとも移植手術が出来るようになります。
また失った人体の部位を取り戻すこともできるようになります。
だからこどこかの国が権利を主張するような状況に陥らせず、そもっと世界中の医療従事者達が国境を越え協力して
行く必要があるのだと思います。
明るい未来のために―。

幹細胞に特徴的な分子発見=急性骨髄性白血病、根治に期待-理研など
2月4日4時4分配信 時事通信

 再発率の高い、急性骨髄性白血病の原因となる白血病幹細胞にだけ現れる分子のリストアップに、理化学研究所などの研究チームが成功し、3日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。この幹細胞だけを狙い撃ちし、再発させずに根治する新薬の開発に役立つという。
 急性骨髄性白血病は、血液の中にある白血球などの元となる造血幹細胞ががん化し、異常に増殖する。抗がん剤などで一時的に抑えることはできるが、がん細胞の元となる白血病幹細胞には効きにくく、高い再発率の原因になっていた。
 理研免疫・アレルギー科学総合研究センターの石川文彦リーダーらは、患者から採取した白血病幹細胞と、正常な造血幹細胞の遺伝子を全体的に比較。正常な細胞にはみられず、白血病幹細胞だけに特徴的なたんぱく質などの分子を25種類選び出した。
 研究チームは、ヒトの白血病幹細胞を移植したマウスを使い、これらの分子が生体内でも他の組織や正常な幹細胞にはほとんど現れないことを確認。これらの分子の働きを止める薬剤を開発できれば、副作用の少ない根治療法につながるとしている。 

私の友人は白血病を患い、移植手術を受けましたが根治せず34歳でこの世を去りました。
生きていれば今年で41歳になります。
骨髄は身内でも適性があり、また移植手術を受けたからと言って完治するとは限らないのです。
友人ももっとも適していた身内の骨髄提供がその身内の体調不良のために受けれなくなり、移植を受けた骨髄はベストのものではありませんでした。
幹細胞の研究で副作用の少ない新薬お開発が可能になったことは根治困難な治療を続けている急性骨髄性白血病患者にとっても朗報になると思います。





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